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アメリカ大学進学のすべて

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〜国と地域の知識の章〜

アメリカの国土は日本の約25倍、本土の48週にアラスカ、ハワイを加えた50州とワシントンDCが現在のアメリカ合衆国を構成しています。カリフォルニア州だけで、日本とほぼ同じ大きさです。
各都市それぞれの特徴があり、気候もさまざまです。留学先の決定は、留学の計画の中でも重要な部分です。都市の個性を知って留学先の候補を挙げてみよう!

 
Seattle(ワシントン州)
大都市ながら自然と調和が取れた美しい街。
イチロー選手が活躍するマリナーズの本拠地で、スターバックスの発祥の地として知られるほか、マイクロソフト社、ボーイング社など有名な企業も多い。
雨の多い街としても有名だが、年間の降雨量は実は東京より少ない。しとしとと降る雨の中、傘を差さずに歩く人も多い。
San Francisco(カリフォルニア州)
海外からの観光客だけでなく、アメリカ人が訪れたい都市としても人気がある。
ゴールデンゲート・ブリッジ、フィッシャーマンズワーフなどの名所はもちろん、ゲイやレズビアンのイベントも観光客の目を集めている。
Los Angeles(カリフォルニア州)
南カリフォルニア独特の開放的な雰囲気にあふれ、さまざまなエスニック人口を抱える国際色豊かな大都市。
ハリウッド、ユニバーサルスタジオ、ディズニーランドなど観光地としても有名。公共の交通機関は発達していないので、長期留学の場合は車が必要。
San Diego(カリフォルニア州)
のんびりとした雰囲気が漂う魅力いっぱいの街。
近代的なダウンタウンとメキシコ統治時代の建物が多く残るスペイン風の町並みを持つオールドタウン。
1年中湿度が低く、暖かい。雨もほとんど降らず、最高の休養地としてアメリカ人が退職後に過ごしたい都市ランキング1位に何度も選ばれている。
Chicago(イリノイ州)
大都市ながら自然と調和が取れた美しい街。
アメリカ第3の都市、シカゴ。中西部を代表とする都市。高層ビルの立ち並ぶ、典型的なアメリカ都市だ。
マクドナルドチェーン店発祥の地としても知られている。
シカゴは別名「風の街」と呼ばれ、冬はミシガン湖から吹き込む強風で厳しい寒さとなりますが、夏から秋にかけてはさわやかな季節となる。
Boston(マサチューセッツ州)
ニューヨークから車で5時間ほどのところにある。
アメリカの発祥地と知られ、ハーバード大学、MITやボストン大学など、大学都市として有名。
そのため、留学生かも人気の都市だ。ヨーロッパ調の落ち着いた雰囲気のある街なので、勉強するには良い環境が整っている。
松坂選手が活躍するBoston Redsoxの本拠地でもあり観光にも最近は人気だ。
New York(ニューヨーク州)
アメリカで最大の人口を擁するメガシティー。
世界中から多くの人々を集め、経済・文化の中心地としてけん引する。ロサンゼルスとともに多くの日本人留学生を集める人気都市。
大都市独自の熱気が充満しているので、そのような環境で勉強したい方にお勧め。
Hawaii(ハワイ州)
年間平均気温は25度前後。常夏の島として日本人には大人気の観光地。
特にホノルルは日系人が多く、日本語が通じやすい環境。語学学校も日本人が多めなので、どちらかというとバケーションを兼ねた短期留学にお勧め。
 
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〜4年制大学の章〜
4-Years University/4-Years College

■4年制大学
アメリカには私立・公立合わせて3500校以上の4年制大学がある。日本のように 教養課程・専門課程の区切りが明確ではなく、学生の多くは1〜2年次を幅広く教養を学ぶ期間を充て、3年次に上がる時点で専攻を決めることが多い。3〜4年次でその専門科目を履修し、単位を得ることで学位取得を目指す。

■圧倒的に多い総合大学
最も数が多く一般的なものが、幅広い分野の教育を提供する総合大学だ(University/College)。
学生数1000人程度の小さなものから、5万人を超すものまである。大規模なものはユニバーシティーと呼ばれ、大学院課程まで持っていることが多い。逆に小規模な大学はカレッジと呼ばれる。
学校数が多いため、競争も激しいアメリカの総合大学は、学生が心置きなく勉強に励めるよう、充実した施設やサービスを提供するところが多い。

→ 図書館:膨大な蔵書、試験前の24時間開放
→ セキュリティー:大学警察がキャンパスを巡回 など…

■リベラルアーツカレッジとは?
アメリカにはリベラルアーツカレッジと呼ばれる特殊な4年制大学がある。
学生に幅広い知識と教養を身につけさせることが目的で、特性の専攻を決めずに、一般教養のみで学士号を授与することが多い。専門分野の学士号を取得することも可能だが、小規模なところが多いため、専攻や科目の種類に限りがあるケースもある。しかし、中には近隣大学と提携し、相互の科目を補完し合い、多くの科目履修を可能にしているところもある。
大学院を併設するユニバーシティーに比べて、教授と学生の距離が大変近く(15:1など学生に目の届く割合)、教師陣は研究にもまして教えることに力を入れているため、丁寧な教育を受けられるのが魅力だ。

総合大学 リベラルアーツ系大学
基本的に1,2年で一般教養課程を学び3,4年で主専攻を学ぶ。多種多様な学部課程、学科を有し中規模から大規模の大学が多い。

◇メリット
*学部の種類が多く、研究分野に富んでいる
*キャンパス内に施設が充実している
◇デメリット
*一般教養課程の1クラスの人数が多い
*留学生への細かなケアが期待できない
学士課程を少人数でより深く、かつ幅広く学べる大学。教授と生徒の比率が少ないためより深く学べ、学生サポートも充実している。

◇メリット
*少人数制でしっかり学べる
*留学生サポートが充実している
◇デメリット
*特殊な学科が無い
*施設の規模が総合大学に比べやや小さい

 

■運営タイプの比較
州立大学 (State University and College) 私立大学 (Private University and College)
運営母体: 各州の州政府
大学形式: 4年制大学、2年制大学
生徒数: 1,500-35,000人
留学生: 1%〜15%
学費: $8,000-$29,000j(平均$15,000)
寮費: $5,000-$16,000j(平均$7,000)
運営母体: 宗教法人や学校法人の民間
大学形式: 4年制大学、2年制大学
生徒数: 400-20,000人
留学生: 1%〜5%
学費: $11,000-46,000j(平均$28,000)
寮費: $6,000-$16,000j(平均$8,000)

 

■専門大学で技術・知識を習得
ビジネス・音楽・アート・建築など、ある特定の分野に特化した単価大学。その分野の第一線で活躍するプロを講師に迎えているところも多く、丁寧な個人指導が受けられる。
1〜2年次では一般教養を履修するが、芸術系の大学であれば、一般教養に加えて美術史などの科目が必須となる。学部課程は通常4年だが、2年間で修了する準学士号や短期のdiplomaレベルプログラムもある。

専門大学
芸術系でアートや写真、グラフィックやインテリアデザインや音楽。ビジネスや法律などの専門分野のみを扱う大学

◇メリット
*特殊技術を集中的かつ実践的に学べる
*専門学科の施設の充実度が高い
◇デメリット
*付属英語コースや条件付での入学が難しい
*作品提出やオーディション等の審査基準が厳しい
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〜2年制大学の章〜
2-Years College

メリット(利点) デメリット(欠点)
① 入学基準が緩やかである
② 授業料が比較的安い
③ 留学生の割合が多い
④ 職業訓練などのコースも有る
⑤ 新しい環境になじみやすい
① 専攻学部の数が限られている
② キャパスが小さく施設も小規模である
③ 寮が無い大学が殆どで住居費がかかる
④ 英語コースの充実度に欠ける
⑤ 教授の数が4年制大学に比べ少ない

2年制大学は、アメリカ国内に1600校以上あり、全米の大学生の約4割が通う。
2年制大学は日本の短大とは違う。Community Collegeと呼ばれる公立の学校で主に地域住民の税金で運営されている教育機関だ。
職業に直結する専門知識を身につける「職業訓練プログラム」と、一般教養を主とした「4年制大学編入プログラム」の2種類が提供されている。
職業訓練コースには、社会人も多く様々な年代の学生と肩を並べることも多く、授業中のディスカッションなど学生自身の職務経験を活かした意見などもあり内容が濃いのも特徴。
4年制大学よりも授業料は安く、入学条件も緩やか。TOEFLの入学基準も低く、また1クラスの規模も小さいため英語に慣れるには最適な環境。 ほとんどの学校は寮を持たないのでホームステイまたはアパート滞在が一般的。

入学基準校 出願時必要TOEFLスコア 旧・CBT試験の場合
(A)入学基準校 61(ibt)点以上 173点
(B)入学基準校 55(ibt)点以上 157点
(C)入学基準校 46(ibt)点以上 133点

 

■注目のプログラム
2年制大学が留学生に人気を集めている大きな理由は、「編入プログラム」だ。
これは、4年制大学の3年次に編入していくために4大の1,2年次に相当する一般教養を学ぶのが主だが、カレッジ在学中から編入先の専攻に関する基礎科目を履修することも可能。修了時には準学士(AA=Associate Degree)が取得できる。

ほとんどの公立2年制大学は同じ州内の4粘性大学と大学間協定を結んでおり、履修科目や成績などの条件をクリアすることで、編入時に単位のほとんどを移行できる。協定を結んでいない他州の大学への編入も可能だが、単位移行がスムーズに行われない場合もあるので注意したい。

2年制大学コース名 取得単位 取得学位/資格 就学年数
Associate in Arts(A.A) / Science(AS) 48〜60 準学士号 2年間
AA/AS Degrees with Transfer 50〜60 準学士+編入 2年間
Certificate/Diploma 24〜50 専門課程修了書 1〜2年間

 

■職業に直結するスキルを身につける
実践的な教育で、職業に直結するスキルを提供するのが「職業訓練プログラム」だ。
分野は多岐にわたり、地域の産業を反映したものもある。プログラム修了時には準学士号が取得できるが、より短期間で得られるdiplomaやcertificate取得プログラムも設けられている。
職業訓練プログラムから編入プログラムへ移ることも可能。ただし、職業訓練プログラムで取得した単位は、多くの場合、4年制大学編入時に移行されず移行の対象となるのは一般教養科目が主だ。

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〜何を学ぶ?専攻の章〜

日本の大学の場合、学部ごとに新入生を受け入れているため受験の時点で希望する専攻の決定だ。
しかし、アメリカの大学は2年次の終わりから3年次の初め頃に専攻を決定する。その分、時間をかけて自分のやりたいことを探ることができる。一度決定した専攻から別の分野への変更することも可能でアメリカの専攻スタイルは大変フレキリブルと言える。また、異なる分野を同時に学ぶこともできるし、指導教官やアドバイザーと相談しながら独自のカリキュラム組むことも不可能ではない。
ただし、表現・芸術系や理工系など、分野によっては入学前後の早い段階で専攻を決めるように求められる場合がある。また、3年次からの専門的な学習に応じて、1,2年次で履修しておくべき基礎科目が指定されることもあるので気をつけたい。

■課程別 カリキュラムの特徴
◇2年制大学 学部課程
@ 編入プログラム: 4年制大学の1,2年次に相当する教養科目を中心に履修
A 職業訓練プログラム: 希望する専門に合わせて専攻科目を履修する

◇4年制大学 学部課程
@ 教養科目(general education): 人文科学、社会科学、自然科学の各領域に関する基礎的な科目を提供。1,2年次で履修
A 専攻科目(major): 専門分野に特化した関連科目を提供。それにあわせた基礎知識は教養科目で学んでおく
B 選択科目(electives): 専攻以外の分野からも自由に選択して履修できる

■専攻システム
副専攻を持つ[Major / Minor Combination]
主専攻(major)とは別に副専攻(minor)を決めることが可能。専門性をより深めたり、第二の強みを身につけたりできる。

学士と修士を同時に取得 [Combined Bachelor’s / Master’s Program]
学部課程の3年間、修士課程の2年間を一貫して学び、学士号と修士号を同時に取得するシステム。通常6年のところを5年で修了。経営学、工学系に多い。

2つの分野を同時専攻 [Double Major]
副専攻とは異なり、2つの分野をともに主専攻として学ぶ。したがって、それぞれの修了要件を共に満たす必要がある。別々の大学で取得できる場合も。ただし、2つめの専攻は1つめの専攻の関連分野に限られる。

■大学の主な専攻
≫Business ≫Communication
  • Management(経営管理学)
  • Accounting(会計学)
  • Marketing(マーケティング)
  • Human Resource Management(人材管理)
  • Economics(経済学)
  • Management Information(経営情報学)
  • Finance(金融学)
  • Tourism(ツーリズム)
  • Risk Management(リスク管理)
  • Electronic Commerce(電子取引)
  • Entrepreneurship(企業・企業化精神研究)
 
  • Communication(コミュニケーション学)
  • Advertising(広告)
  • Public Relations(広報)
  • Journalism(ジャーナリズム)
  • Digital Media(デジタルメディア)
  • Histology(歴史学)
  • Interpersonal Communication
    (対人コミュニケーション学)
≫International Society ≫Social Science
  • International Relations(国際関係学)
  • Development Studies(開発学)
  • International Development Studies
    (国際開発学)
  • Peace Studies(平和学)
  • Conflict Resolution Studies(紛争解決学)
  • Environmental Studies(環境学)
  • Politics(政治学)
  • International Politics(国際政治学)
 
  • Sociology(社会学)
  • Economics(経済学)
  • Psychology(心理学)
  • Anthropology(人類学)
  • Linguistics(言語学)
  • Archaeology(考古学)
  • Politics(政治学)
  • Pedagogy(教授法)
  • History(歴史学)
  • Social Psychology(社会心理学)
 
≫Engineering ≫Life Science
  • Machine Engineering(機械工学)
  • Automobile Engineering(自動車工学)
  • Electric Engineering(電気・電子工学)
  • Aerospace Engineering(航空宇宙工学)
  • Computer Engineering(コンピューター工学)
  • Petroleum Engineering(石油工学)
  • Marine Engineering(海洋工学)
  • Bioengineering(生体工学)
  • Material Engineering(材料工学)
  • Environmental Engineering(環境工学)
 
  • Ecology(生態学)
  • Evolutionary Biology(進化生物学)
  • Microbiology(微生物学)
  • Immunology(免疫学)
  • Molecular Biology(分子生物学)
  • Genetics(遺伝子学)
  • Physiological Science(生理学)
  • Botany(植物学)
  • Environmental Biology(環境生物学)
  • Conservation Biology(保全生物学)
 
≫ART ≫Education
Visual Arts(視覚芸術)
Fine Art(ファインアート)
Communication Design
(コミュニケーションデザイン)
Commercial Design(商業デザイン)
Spatial Design(空間デザイン)
 
  • Early Childhood Education(幼児教育学)
  • Elementary Education(初等教育学)
  • Middle School Education(中等教育学)
  • Secondary School Education(高等教育学)
  • Special Education
    (特別教育学・知的障害者教育)
  • Physical Education(体育学)
  • TESOL(英語教授法)

(※Teachers of English to Speakers of Other Languages)
 
 

■大学選びに最適なサイト
専攻分野を選ぶとき、また留学先を絞り込む上で気になるのが大学の質。評価の定まった有名校、名門校はもちろんあるが、何しろ2年制も含めて約4000校もの学校がアメリカにはあるのだから、得意な分野や特色はさまざま。教授陣の質、研究レベル、設備の充実度、実業界とのつながりなど、評価の基準となるポイントも多岐にわたる。
そうした基準をもとに、独自の調査と分析で大学を格付けしたランキングが毎年発表されている。専攻分野ごとに評価を下しているものもあるので参考にしたい。

U.S. News&World Report
http://www.usnews.com
The Washington Monthly
http://www.washingtonmonthly.com
The Princeton Review
http://www.princetonreview.com

 
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